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レイヤを右クリックした場合のメニューです。

各説明

マスクレイヤについて

マスクレイヤを指定すると、そのレイヤの点より値が大きい濃度の色を描画できなくなります。
レイヤをマスクイメージとして扱って、
そのレイヤで色が塗られていない部分には描画できないようにしたりすることができます。

マスクレイヤはすべてのツールの描画時・フィルタ描画時などで有効です。


マスクレイヤには3通りの状態があります。
[1] マスクレイヤ指定なし
[2] 任意の一つのレイヤをマスクレイヤにする
[3] レイヤの一つ下にあるレイヤをマスクレイヤにする

<任意の一つのレイヤをマスクレイヤにする>

レイヤのマスクアイコン部分を左クリックして、マスクレイヤの ON/OFF の変更ができます。

この場合、マスクレイヤに指定できるのは一つのレイヤだけです。
なお、自身のレイヤがマスクレイヤとなった場合は、マスクなしとなります。

複数指定は出来ないので、
マスクレイヤが指定されている状態で別のレイヤをマスクレイヤにしようとした場合は、
マスクレイヤが切り替わります。

<下レイヤをマスクにする>

レイヤのマスクアイコン部分を 左ダブルクリック or Shift+左クリック することで、ON/OFF の変更ができます。

この指定があるレイヤでは、常に一つ下のレイヤをマスクレイヤとすることができます。
この指定は各レイヤで設定可能です。
なお、通常のマスクレイヤ指定よりも下レイヤマスクの方が優先されます。

また、「下レイヤをマスクに」が下方向に複数のレイヤで連続して指定されている場合、
その一番下のマスク指定がないレイヤがマスクレイヤとなります。


【◆ マスクレイヤの例】

[レイヤA] 下レイヤマスク
[レイヤB]
[レイヤC] 通常のマスクレイヤ指定
[レイヤD] 下レイヤマスク
[レイヤE] 下レイヤマスク
[レイヤF]

[レイヤA] は「下レイヤマスク」が ON なので、その下の [レイヤB] がマスクになります。
[レイヤB] はマスク指定がないので、マスクレイヤに指定されている [レイヤC] がマスクになります。
[レイヤC] は自身がマスクレイヤに指定されているので、このレイヤを描画する際はマスクなしになります。
[レイヤD] は「下レイヤマスク」が ON ですが、その下 [レイヤE] も「下レイヤマスク」が ON なので、
さらにその下の「下レイヤマスク」が OFF となっている [レイヤF] がマスクとなります。
[レイヤE] は下の [レイヤF] がマスクとなります。
[レイヤF] はマスク指定がないので、マスクレイヤの [レイヤC] がマスクとなります。

グループレイヤについて

レイヤをグループ化すると、移動ツール時に、
指定した複数のレイヤを同時に移動させることができます。

グループレイヤは基本的に移動ツール時のみに適用される機能です。

グループの状態には3通りあります。
[1] グループ指定なし
[2] 任意の複数レイヤをグループ化する
[3] 複数の連続した下レイヤをグループ化する

<任意の複数レイヤのグループ化>

複数レイヤをグループ化させたい場合は、
レイヤのフォルダアイコンを左クリックして、グループ化の ON/OFF を変更できます。

この状態で移動ツールを使って移動させると、
グループ化されているレイヤが同時に移動します。

<複数の連続した下レイヤをグループ化する>

下レイヤを関連付けて常にグループ化したい場合は、
レイヤのフォルダアイコンを 左ダブルクリック or Shift+左クリック で、ON/OFF を変更できます。

「下レイヤをグループ化」が ON のレイヤは、常にその下のレイヤをグループとみなします。
また、通常のグループ化レイヤよりも、「下レイヤをグループ化」の方が優先されます。

なお、「下レイヤをグループ化」が下方向に連続して複数レイヤ続いている場合は、
さらにその下のレイヤも同じグループとみなされます。
※上方向には検索されません。


【◆ グループレイヤの例】

[レイヤA] 下レイヤをグループ化
[レイヤB] 下レイヤをグループ化
[レイヤC]
[レイヤD] 通常のグループ化