ツール

ブラシ描画 現在選択されているブラシで描画します。

(自由線時のみ) Shift+左右にドラッグ
現在のブラシのサイズを変更します。
1px 移動した際のブラシサイズの増減幅は環境設定で指定できます。

(自由線時のみ) Ctrl+クリック/ドラッグ
オプションウィンドウで定規が ON の場合、各定規ごとの指定を行います。
ドットペン 1〜3px のドット線を描画します。

※テクスチャは無効です。
※ブラシウィンドウで消しゴムタイプのブラシが選択されている場合、ブラシ描画となります。

[1px/2px/3px] … 線の太さを指定します。
[細線] … 線がなるべく細くなるように描画します。

(自由線時のみ) Shift+ドラッグ
1px の消しゴムで描画します。

(自由線時のみ) Ctrl+クリック/ドラッグ
オプションウィンドウで定規が ON の場合、各定規ごとの指定を行います。
図形塗りつぶし 図形で塗りつぶします。

[一番目の項目] … 塗りつぶしの濃度を指定します。
[二番目の項目] … 色の塗りタイプを指定します。
[ブラシの濃度を使う] … 現在のブラシの濃度を使います。
[アンチエイリアス] … 図形の縁をアンチエイリアスで滑らかにします。
図形消しゴム図形で消去します。
塗りつぶし キャンバス上で塗りつぶしたい部分をクリックし、
その位置から線で囲まれている部分を塗りつぶします。

[一番目の項目] … 塗りつぶしの濃度を指定します。
[二番目の項目] … 処理タイプを指定します。
[三番目の項目] … 「指定濃度未満の範囲」時の濃度を指定します。
[四番目の項目] … 塗りタイプを指定します。
[ブラシの濃度を使う] … 現在のブラシの濃度を塗りつぶしの濃度とします。
[判定元レイヤ無効] … 塗りつぶし判定元のレイヤを無効にして、現在のレイヤのみを判定元として塗りつぶします。

+Shift : 判定元レイヤを無効にして塗りつぶします。

処理タイプについて

アンチエイリアス自動
アンチエイリアス部分を自動で判定して塗りつぶします。
アンチエイリアス付きの線でも、ある程度綺麗に塗りつぶせますが、
線が細くなっている部分などでは塗り残しが出る場合があります。

指定濃度未満の範囲
指定された濃度より低い濃度の範囲を塗りつぶします。
線が確実に太いまたは濃い線で囲まれている場合などに有効です。
指定濃度の値を 255 に指定しておくと、
色(アルファ値)の値が 255 でない部分はすべて塗りつぶされることになるので、
色の薄いアンチエイリアスの部分を綺麗に塗りつぶすことが出来ます。

判定元レイヤについて

レイヤウィンドウでバケツ形のアイコンにチェックを入れると、
そのレイヤを塗りつぶし範囲の判定用として使います。
(判定元レイヤが一つも指定されていない場合は、通常通り現在のレイヤで判定します)

たとえば、線画で囲まれている部分を別のレイヤに塗りつぶしたい場合、
線画のレイヤを判定元にして、塗りたいレイヤ上で塗りつぶしを行うと、
線画のレイヤのイメージを元に塗りつぶし範囲を判定して、
別のレイヤで塗りつぶしを実行させることができます。

また、判定元レイヤは複数指定することができます。
その場合は、指定されたすべてのレイヤを合成したイメージで判定します。
不透明範囲消し キャンバス上をクリックし、
その位置から不透明な(色が塗られている)範囲を消去します。

塗りつぶしと同じ要領で、色が塗られている部分を対象として範囲を広げ、
その範囲を消去していきます。

つながっている図形や線などをまとめて消すのに便利です。

※テクスチャは無効です。
※デフォルトで、判定元レイヤも有効です。

[判定元レイヤ無効] … 判定元レイヤを無効にします。

+Shift : 判定元レイヤを無効にして実行します。
閉領域塗りつぶし 指定された範囲の中で、
閉じている領域(線で囲まれている部分)の内部を塗りつぶします。

指定された範囲の外側から塗りつぶして、
そこで塗りつぶされなかった部分に色を付けるという処理になります。

細かく残った塗り残しをつぶす場合などに便利です。

タイプが[ブラシ描画]の場合は、
現在のブラシを使ってフリーハンドで範囲を指定します。
グラデーション グラデーションを描画します。

ドラッグで直線を引き、始点と終点を指定してください。
ボタンを話すと描画されます。

※アルファ値のグラデーションとなるので、通常の白黒グラデーションとは異なります。

デフォルトでは 255→0 のグラデーションとなっていますが、
新しく作成して編集することもできます。

「+」で新規グラデーションの追加、
「−」で現在のグラデーションの削除(デフォルトは除く)、
「E」で現在のグラデーションを編集できます。詳細はこちら

[反転] … グラデーションの左右を反転させます。
[繰り返し] … グラデーションを繰り返して描画します。
テキスト テキストを描画します。
キャンバスをクリックすると文字入力画面が出るので、
文字を入力して「OK」 ボタンを押すと、実際に描画されます。

文字入力中にキャンバス上を左クリックすると、描画位置を変更できます。
文字入力中、入力欄にカーソルがある状態でCtrl+矢印キーを押すと、描画位置を1px移動できます。
ものさし 指定直線間の長さを測ります。

ドラッグで直線を引くと、ステータスバー上に線の長さ(px/cm)と角度が表示されます。
(直線を引いている間だけ表示されます。直線を引いた後は何も起こりません)
移動 ドラッグでイメージの位置を移動させます。

グループ化されているレイヤも同時に移動させることができます。
レイヤのグループ化のついての詳細は こちら

選択範囲がある場合は、選択範囲の位置も一緒に移動します。
※移動ツールで選択範囲内のイメージのみを移動させることはできません。
 範囲内のイメージのみを移動したい場合は、選択範囲ツール上で行ってください。

[カレントレイヤ+グループレイヤ] … 現在のレイヤと、グループに指定されているレイヤを移動させます。
[カレントレイヤのみ] … 現在のレイヤのみ移動させます。
[すべてのレイヤ] … 全てのレイヤをまとめて移動させます。

+Shift : 水平方向にのみ移動させます。
+Ctrl : 垂直方向にのみ移動させます。
+Alt : カレントレイヤのみ移動させます。
キャンバス回転 ドラッグでキャンバスを回転させます。
キャンバス中央が回転の中心となります。

+Shift : 45度単位で回転します。
矩形編集 四角形の範囲を指定し、その範囲内のイメージを編集します。

ドラッグで範囲を指定してください。
範囲指定後は、処理タイプによってすぐに処理が実行されるか、
設定画面でパラメータを指定した後処理されます。

+Shift : 範囲を正方形にします。

  • 左右反転
    イメージを左右反転させます。
  • 上下反転
    イメージを上下反転させます。
  • 拡大縮小&回転
    イメージを拡大縮小&回転させます。
  • トリミング
    指定範囲を新しいキャンバス範囲としてトリミングします。
選択範囲 選択範囲を指定します。

指定された範囲は、デフォルトで現在の範囲に追加されていきます。
解除する場合は選択範囲メニューの「選択解除」を実行してください。

[表示色・表示色濃度] … キャンバス上の選択範囲の色と濃度を指定します。

+Ctrl
押しながら範囲を指定すると、現在の範囲から指定範囲を削除します。

Shift+ドラッグ移動
選択範囲内を Shift キーを押しながらドラッグすると、
選択範囲イメージの移動になります。
ボタンを離した時点でイメージ移動は確定されて移動先のイメージと合成されるので、
移動した後に再度ドラッグで移動させると、合成されたイメージを新たに移動させることになります。

Ctrl+Shift+ドラッグ移動
Shift+ドラッグ の、イメージ上書き版です。
Shift+ドラッグ ではイメージは移動先のイメージと合成されますが、
Ctrl+Shift でドラッグすると、移動先のイメージを残さずに上書きします。

選択範囲について

  • 選択範囲は、ツールが変更された後も残ります。
  • 選択範囲を解除する場合は、メインメニューの 「選択解除」 を実行してください。
  • 選択範囲が存在する場合は、その範囲内しか描画できません。
    (範囲外には色が塗られない)
  • フィルタ処理時も、選択範囲は適用されます。
スポイト クリックした位置の色(濃度)を取得し、現在のブラシの濃度にセットします。
(取得した濃度が 0 [透明] だった場合はセットしません)

通常のクリックで現在のレイヤ上の濃度を取得します。
+Shift で全レイヤを合成した後の濃度(現在の表示色)を取得します。

描画タイプ

<ブラシ描画/ドットペン>

自由線フリーハンドで線を描画します。

オプションウィンドウで定規が ON になっている場合は、
その指定された形に沿うように描画されます。

定規が ON の場合は、Ctrl+クリック/ドラッグ で各定規のパラメータ(角度や中心位置など)を指定します。
直線 直線を描画します。
ドラッグで始点と終点を指定してください。

+Shift で45度単位の線を引きます。
四角 四角形の枠を描画します。
ドラッグで枠の左上と右下を指定してください。

+Shift で正方形の形にします。
円を描画します。
ドラッグで円の中心と大きさを指定してください。

+Shift で正円にします。
連続直線 連続した直線を描画します。
まずクリックで始点を指定し、
その後はクリックで終点を指定して線を引く、の繰り返しです。

左ダブルクリック or 右クリック or Enterキー で描画を終了します。
+Shift で45度単位の線にします。
BackSpaceキー を押すと、一番最後の点と一番最初の点を線で結んでから描画を終了します。
集中線 集中線を描画します。
まずクリックで中心点を指定し、
その後はクリックで中心点からクリックした位置の直線を描画します。

左ダブルクリック or 右クリック or Enterキー で描画を終了します。
+Shift で45度単位の線にします。
ベジェ曲線 4点からベジェ曲線を描画します。

(1) 直線を引く時と同じようにドラッグで始点と終点を指定します。
(2) 一つ目の制御点をクリックで指定します。
(3) 二つ目の制御点をクリックで指定します。
(4) 曲線が描画されます。

右クリック or ESCキー or Enterキー で描画をキャンセルします。
スプライン曲線 指定した複数の通過点を必ず通る曲線を描画します。
クリックで曲線の通過点を指定していきます。

左ダブルクリック or 右クリック or Enterキー で曲線を描画します。
Ctrl+左クリック で筆圧 0 の通過点を追加します。
BackSpaceキー を押すと、最後に追加した通過点を削除して一つ前に戻ります。

<図形塗りつぶし、ほか>

四角形塗りつぶし ドラッグで四角形の左上と右下を指定してください。

+Shift で正方形の形にします。
円塗りつぶし ドラッグで円の中心と大きさを指定してください。

+Shift で正円にします。
多角形塗りつぶし まずクリックで始点を指定し、
以降はクリックで終点を指定して、連続した直線を引いていきます。

左ダブルクリック or 右クリック or Enterキー で実際に描画されます。
一番最後の点と一番最初の点は自動で結ばれ、指定された直線からなる多角形の内部が塗りつぶされます。

線を引いている間は +Shift で45度単位の線となります。
ESCキー を押すと、描画をキャンセルします。
投げ縄塗りつぶし フリーハンドで、塗りつぶす範囲を指定します。
一番最初の点と一番最後の点は自動的に結ばれます。

グラデーション編集

色を変化させたい位置にポイントを作成し、濃度をセットします。
ポイントとポイントの間はグラデーションになります。

ポイントが赤枠になっているものが、現在選択されているポイントです。
濃度のバーを操作すると、現在のポイントの濃度が変更されます。